少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

国旗

2026年度の国会で国旗損壊罪を制定する方針、との報道があった。個人的には、全然問題ない法案だと思う。賛成。

 

この報道でふと思い出したが、インスタとか見てると、少林寺拳法の財団でも、日の丸に重ねて双円マークを掲げてる支部があるんだよんなぁ。信じられない。

またそれを堂々とSNSで全世界に発信するという神経が…。国旗に対する敬意がないのかな。あれ、どうにかならんのか…?

協力とは

演武は相手と協力して作り上げるもの。だが、法形の練習において、相手に掛けさせまいと意地悪する人がいる…。と言う説がある。

 

はて?

 

ちょっと俺的には意味が分からない。

演武で協力するというのは、掛かってもいない技で勝手に飛ぶことなのだろうか。

掛かってもない技で勝手に倒れるのは、協力なのだろうか。掛かってないから、倒れない。それは意地悪なのか?

 

掛かってない、でもこうしたら倒れるんじゃないですかね?と攻者の視点からアドバイスする。それこそ協力というものであろう。

 

勝手に倒れたら、それこそ自信にもならないと思うんだが。

 

ちょっと有名な先生に掛けられたら、マンガみたいに勝手に飛んでいく人もいるが、そういうのは、見てても何の参考にもならない。

 

技が分かっていれば、ある程度耐えられるのだが、その上でも掛けられる技があって、そういう経験があるからそう思う。法形にも虚実があるのだ。

死ぬまでは負けたんでない

www.youtube.com

 

この映像は、私が大学生だったころ、格闘SRSという番組で放送されたものだ。

当時、まだインターネットは一般的ではなく、開祖の話す姿を見たのは初めてだった。武専にでも通っていれば、開祖法話学習を受ける機会もあったかもしれないが、道院しか通っていなかった私にはその機会はなかった。

初めて聞いた開祖の声、動く姿を見て、なぜか泣いた。

 

この映像で開祖は

「理屈はどうであれ、武道の真剣勝負において相手を殺したときが真の勝ちであり、殺された時が本当に負けた時である」

と述べ、

「絶対に死ぬまでは負けたんでないというのが、わしの信念である。生きてる間は大丈夫。命さえあれば、どんなことがあったっていつかは立ち直れるんだ」

と力強く説いている。

 

武道、武術、護身術、格闘技。現代社会において、少林寺拳法の技術を表すのは「護身術」という表現が一番適当である、と個人的には思う。

 

だが、その根底に流れる技術と思想は、明らかにスポーツでも武道でもなく「武術」だ。

「殺された時が本当に負けた時」だからこそ、生きてる間はどんなことがあっても立ち直れるのだー。私はこの映像を初めて見た時、そのことに逆説的に気が付いた。

 

常に死を身近に感じ、生きるか死ぬかの時代を生き抜いた開祖だからこそ、たどりついた境地であろう。

人間関係とは

少林寺拳法を通じて、仲間を増やしたい。

でも、修行の過程で別の道を歩む人もいる。

 

俺のかつての師匠は破門処分を受けた。

その師匠に殉じて少林寺拳法を離れていった方々もたくさんいた。

 

しかし、かつてその師匠から教えを受けた人が今も道院長として活動している。俺は直接知らない人だけど。

 

その人のSNSを覗き見ると、かつて俺もお世話になった人たちが一緒に写っていた。

もう20数年前の話だから、今ごろその人たちの写真を見ても誰だかわからない人の方が多いだろう。

 

おれはその写真を見て、心が温まった。

 

少林寺拳法をやめたとか、他武道に移ったとか、あるいは破門されたとか。

様々な事情があって少林寺拳法を離れても、こうやって何十年たっても親交を続けられるのが本当の人間関係だと思うんだよな。

 

開祖自身がそうだったという側面もあるけど、すぐに裏切者とか、接触しないようにという指示を出す体質は改めたほうがいいと思う。

少林寺拳法を離れても、いざという時に集まって協力できるのが、本当の人間関係であろう。

 

少林寺拳法という名の下に。

備忘録

<あらはん>

1987.3

・拳技解体 今井明雄正範士八段に聞く

・拳理体感 形の違いをどう考えるか「技の個性」

・技術Q&A 技の運用の考え方 残心について

 

1987.11

・拳理体感 試合中心の練習について

・拳系解説 剛柔一体の投げ技「五花拳」

・技術Q&A 受けながらの蹴り反撃について

 

<月刊少林寺拳法

1991.1

・グラビア 小手巻返

・拳理体感 手捕の逆技における掴手・布陣・誘手の関係について

・拳技Q&A 巻小手について

 

1994.2

少林寺拳法連写シリーズ「龍王拳」切返抜

・拳技Q&A 片手投について

・コツを語る 佐戸正直大範士九段に聞く 襟十字

 

1994.5

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」小手投

・拳技Q&A 押小手について

・コツを語る 高橋法昇正範士七段に聞く 袖捕

 

1994.8

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」片手押小手

・拳技Q&A 流水蹴と転身蹴について

・コツを語る 天羽幸敏正範士八段に聞く 上受逆手投

 

1994.10

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」十字小手

・拳技Q&A 袖巻返しの掛手について

・コツを語る 奥村正千代大範士八段に聞く 片手投

 

1995.1

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」諸手切返投

・拳技Q&A 両手閂投と丁字投について

・コツを語る 牧野清正範士八段に聞く 押閂投外

 

1995.4

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」龍投

・拳技Q&A 投げ技における当身の有用性について

・コツを語る 奥村正千代大範士八段に聞く 逆小手

 

1995.5

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」逆手投

・拳技Q&A 首締投について

・コツを語る 今井明雄正範士八段に聞く 片手押小手

 

1995.6

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」吊落

・拳技Q&A 科目表での柔法の反撃の限定について

・コツを語る 牧野清正範士八段に聞く 抜打押小手

 

1995.7

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」送肘攻

・拳技Q&A 技の名称の混乱について

・コツを語る 梶原道全大範士九段に聞く 木葉

 

1995.12

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」熊手返

・拳技Q&A 柔法の基本動作について

・コツを語る 田原正晴正範士八段に聞く 木葉返②

 

1996.1

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」切返小手

・拳理体感 少林寺の技は、再現性のある自然現象

・拳技Q&A 技の有効・無効について

 

1997.1

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」合掌突落

・拳技Q&A 練習の攻撃について

・コツを語る 加藤義秋正範士七段に聞く 拳締捕

 

1997.2

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」送閂小手

・拳技Q&A 天地拳の相対について

・コツを語る 杉山喜代美正範士八段に聞く 上膊捕

 

1997.3

・拳技Q&A 段蹴の練習について

・コツを語る 近藤道文大範士九段に聞く 袖捕

少林寺拳法連写シリーズ「龍華拳」逆木葉

 

1997.4

・拳技Q&A 受けてからの崩しについて

・コツを語る 今井明雄正範士八段に聞く 襟十字

・続・拳理体感 拳理

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖捕

 

1997.5

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」上膊捕

・拳技Q&A 合掌逆小手について

・コツを語る 合田清一大範士九段に聞く 逆小手

・続・拳理体感 体感

 

1997.6

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖巻

・拳技Q&A 引身について

・コツを語る 高橋法昇正範士八段に聞く 片手投

・続・拳理体感 身勝手な思い込みが、技術の体得の妨げになる

 

1997.7

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖巻天秤

・拳技Q&A 受身について

・コツを語る 牧野清正範士八段に聞く 木葉

・続・拳理体感 さまざまな捕り方に対応するために

 

1997.8

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」片胸落

・拳技Q&A 突天一について

・コツを語る 奥村正千代大範士九段に聞く 木葉

・続・拳理体感 崩しと逆の関係

 

1997.9

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」襟十字

・拳技Q&A 二段抜と上抜について

・コツを語る 森道基大範士八段に聞く 両手押小手

・続・拳理体感 「誘導法」と「観察法」について

 

1997.10

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」引落

・続・拳理体感 目的と技術

・拳技Q&A 前流水蹴について

・コツを語る 田原正晴大範士八段に聞く 送巻天秤

 

1997.11

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」両胸落

・拳技Q&A 同蹴について

・コツを語る 天羽幸敏正範士八段に聞く 巻込小手

 

1997.12

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」巻落

・拳技Q&A 龍王拳第一系単演の蹴りについて

・コツを語る 杉山喜代美大範士八段に聞く 切返小手

・続・拳理体感 乱捕りについて

 

1998.1

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」外巻落

・拳技Q&A 十字受について

・コツを語る 近藤道文大範士九段に聞く 切小手

・続・拳理体感 法形の練習について

 

1998.2

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」送襟捕

・拳技Q&A 払受について

・コツを語る 加藤義秋正範士七段に聞く 巻小手

・続・拳理体感 法形の練習と「守」について

 

1998.3

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」送襟捕表

・拳技Q&A 順蹴地三について

・コツを語る 小池孝忠正範士八段に聞く 小手巻返

・続・拳理体感 少林寺拳法の特徴を見失わないこと

 

1998.4

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」逆袖捕

・拳技Q&A 輪抜と諸手巻抜の鈎手の違い

・コツを語る 義若道恵大範士九段に聞く 片手送小手

・法形探究 内受突

 

1998.5

・基本回帰 運歩法「前千鳥足」「後千鳥足」について

・拳技Q&A 引胸落とは

・コツを語る 横田仁大範士八段に聞く 逆合掌

・法形探究 燕返、千鳥返

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖口巻

 

1998.6

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖十字

・基本回帰 剛法基本防技「上受」について

・拳技Q&A 空突き、空蹴りについて

・コツを語る 今井明雄正範士八段に聞く 上膊捕

・法形探究 十字受蹴

 

1998.7

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖口捕

・基本回帰 剛法基本防技「下受」について

・拳技Q&A 「技術を楽しみながら、自他共に上達する」とは

・コツを語る 牧野清正範士八段に聞く 片手閂投

・法形探究 流水蹴

 

1998.8

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」袖巻返

・基本回帰 剛法基本防技「下受」について②

・拳技Q&A 「柔法乱捕り」とは

・コツを語る 伊瀬一大範士八段に聞く 腕巻

・法形探究 転身蹴、流水蹴前

 

1998.9

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」表投

・基本回帰 「守主攻従」を意識し、基本の動作を行う

・拳技Q&A 受身の必要性とその理由

・コツを語る 合田清一大範士九段に聞く 下受蹴小手投

・法形探究 上受突

 

1998.10

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」裏投

・基本回帰 「蹴上」について

・拳技Q&A 演武の指導方法について

・コツを語る 松田欣一郎正範士八段に聞く 巻落

・法形探究 上受蹴

 

1998.11

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」十字投

・基本回帰 基本動作における「組手主体」について

・拳技Q&A 攻撃に対する反応を早くするには

・コツを語る 奥村正千代大範士九段に聞く 袖巻返

・法形探究 下受蹴

 

1998.12

・基本回帰 攻撃の「突き」「蹴り」と反撃の「突き」「蹴り」について

・拳技Q&A 体勢を「崩す」とは

・コツを語る 天羽幸敏正範士八段に聞く 十字小手

・法形探究 下受順蹴

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」引胸落

 

1999.1

・基本回帰 膝を上手に使う基本練習

・拳技Q&A 攻者を観察することが上達の基本

・コツを語る 杉山喜代美大範士八段に聞く 袖巻

・法形探究 突天一

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」矢筈投

 

1999.2

・基本回帰 「突き」における腰の使い方について

・拳技Q&A 真後ろの崩しについて

・コツを語る 高橋法昇正範士八段に聞く 巻小手

・法形探究 内受蹴

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」後袖巻

 

1999.3

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」逆袖巻

・基本回帰 「立ち方」(姿勢)について

・拳技Q&A よき協力者を作るには

・コツを語る 小池孝忠正範士八段に聞く 切小手

・法形探究 横転身蹴

 

1999.4

・基本回帰 肩の力を抜き、安定した体勢を作る

・拳技Q&A なぜ教える人によってやり方が違うのか?

・コツを語る 近藤道文大範士九段に聞く 押閂投外

・法形探究 半転身蹴

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」後襟捕

 

1999.5

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」巻打首投

・基本回帰 「体構え」における手の意味について

・拳技Q&A 単演の動作を確認するには相対が必要

・コツを語る 加藤義秋正範士七段に聞く 仏骨投

・法形探究 外受突

 

1999.6

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」後首投

・基本回帰 「半転身」と「逆転身」について

・拳技Q&A よく似た技を指導するには

・コツを語る 今井明雄正範士八段に聞く 巻込小手

・法形探究 外受蹴

 

1999.7

・基本回帰 「差込足」と「差替足」について

・拳技Q&A 戦術の作り方と構えの意味

・コツを語る 田原正晴大範士八段に聞く 龍投

・法形探究 押受突

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」拳締捕

1999.8

 

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」手首捕

・基本回帰 徹底して「顔を護る」

・拳技Q&A 技の使い分けに困ったら

・コツを語る 大屋昭夫大範士八段に聞く 片手送小手

・法形探究 打上蹴

 

1999.9

少林寺拳法連写シリーズ「羅漢拳」肩打投

・基本回帰 「残心のための退り方(退身)」について

・拳技Q&A なぜ、三合拳は一字構なのか?

・コツを語る 伊瀬一正範士八段に聞く 片手押小手

・法形探究 振天二

 

1999.10

・基本回帰 「逃げ」ではなく「かわす」

・拳技Q&A 手がスッポ抜けてしまうときには

・コツを語る 松田欣一郎正範士八段に聞く 上膊捕

・法形探究 蹴天三

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」仏骨投

 

1999.11

・基本回帰 「防御」が成立し「反撃」に転じられる状況

・拳技Q&A 十字受は守者が不利な体勢?

・コツを語る 牧野清正範士八段に聞く 切小手

・法形探究 突天三

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」払仏骨投

 

1999.12

・基本回帰 抜く個所を認識し「車の理」を使って「龍王拳」を行う

・拳技Q&A 抜き技の原理とは

・コツを語る 合田清一大範士九段に聞く 片手送小手

・法形探究 屈身突・屈身蹴

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」後仏骨投

 

2000.1

・基本回帰 「遊びを取る」二つの方法について

・拳技Q&A 法形で何を学ぶのか

・コツを語る 天羽幸敏正範士八段に聞く 腕巻

・法形探究 天地拳第一相対

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」逆天秤

 

2000.2

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」引天秤

・基本回帰 「我安定」「相手不安定」を心がける

・拳技Q&A 「運用法(乱捕り)」の役割とは

・コツを語る 高橋法昇正範士八段に聞く 片手押小手

・法形探究 義和拳第一相対

 

2000.3

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」逆引天秤

・基本回帰 重心を動かし、攻撃線をかわして連反攻を行う

・拳技Q&A 段攻防の意味とは

・コツを語る 奥村正千代大範士九段に聞く 巻小手

・法形探究 天地拳第二相対

 

2000.4

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」上受突

・基本回帰 避実虚撃について

・拳技Q&A 攻者の真剣な攻撃を迎え撃つ練習を

・コツを語る 藤本義政正範士八段に聞く 閂片手投

・法形探究 金的蹴膝受波返

 

2000.5

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」上受逆手投

・基本回帰 「前受身」について

・拳技Q&A 構えの意味と誘い

・コツを語る 杉山喜代美大範士八段に聞く 襟十字

・法形探究 逆蹴膝受波返

 

2000.6

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」天秤投

・拳技Q&A 練習に段階を持たす

・コツを語る 加藤義秋正範士八段に聞く 片手閂投

・法形探究 廻蹴三防受波返

 

2000.7

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」合掌引天秤

・基本回帰 「横転より起上り」について

・拳技Q&A 攻者の手首を極めても倒れないときには

・コツを語る 今井明雄正範士八段に聞く 片手押小手

・法形探究 打上突

 

2000.8

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」押受投

・基本回帰 「投げ技の受身」について

・拳技Q&A 金的蹴膝受波返について

・コツを語る 大屋昭夫正範士八段に聞く 両手押小手

・法形探究 打上蹴

 

2000.9

・基本回帰 当身技について

・拳技Q&A 「切抜」は親指の指先を切るように抜く

・コツを語る 小池孝忠正範士八段に聞く 袖巻返

・法形探究 開身突

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」押受巻投

 

2000.10

・基本回帰 龍王拳からの当身について

・拳技Q&A 柔法で力は必要ないか

・コツを語る 松田欣一郎正範士八段に聞く 逆小手

・法形探究 開身突

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」閂内天秤

 

2000.11

・基本回帰 「逆蹴」について

・拳技Q&A 半転身蹴の反撃について

・コツを語る 牧野清正範士八段に聞く 片胸落

・法形探究 突天二

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」閂外天秤

 

2000.12

・基本回帰 「かわし」と「復位」について

・拳技Q&A 「鈎手守法」と力の流れについて

・コツを語る 伊瀬一正範士八段に聞く 十字小手

・法形探究 混天一

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」片手投

 

2001.1

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」送片手投

・基本回帰 安定した体勢でかわす

・拳技Q&A 頭ではわかっているのに、できない

・コツを語る 合田清一大範士九段に聞く 巻落

・法形探究 逆天一

 

2001.2

・基本回帰 「蹴技」と「蹴方」について

・拳技Q&A 上達とは、ムリやムダを削ること

・コツを語る 杉山喜代美大範士八段に聞く 片胸落

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」逆片手投

 

2001.3

・基本回帰 基本練習について

・拳技Q&A 研究テーマに沿った課題を作る

・コツを語る 今井明雄正範士八段に聞く 小手巻返

・法形探究 法形の内と外

少林寺拳法連写シリーズ「五花拳」押閂投内

師事して会得のこと

昔、武専講師が「自分には師匠がいないんです」と言った。

 

俺はその時「どうやって少林寺拳法学んだん?本読んだん?」と思った。

 

師弟の関係なくして、少林寺拳法は学べんでしょ。「会員さん」では学べんでしょ。

 

youtu.be

原点

 昭和二十年八月九日午前四時、ソビエート・ロシアは日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、突如飛行機による満州国内の軍事施設に猛爆撃を開始し、夜明とともに機械化されたソ連軍の大部隊は各方面から一斉に国境を突破して、満州領内へ侵入を開始した。当時私が住んでいた東部満州の国境の町綏陽には県公署があり、日本軍の某師団(特に名を秘す)が駐屯していたのであるが、ソ連軍の参戦が知らされた頃には、警察の兵事係に命じ日本人の民間人男子を非常招集させ、これに木銃を持たせて軍事施設や橋などの警備を命じておいて、師団は司令部はじめ各舞台共、朝のうちにソ連軍とは一戦も交えることなく、後方の第二線陣地で抗戦するのだと称して何もかも捨てて退却してしまった。そして街に残されたのは、一般から臨時招集された少数の男子と逃げおくれた地方人の女や子供達ばかりで、正午前には憲兵隊はじめ正規の軍人はその家族と共に一人残らず消えてしまっていたのである。

 

 この日本軍に見捨てられた国境の町に、ソ連軍の先頭部隊が入るのを見届けてからやっと脱出した私は、それからの約一年間をソビエート共産軍の軍政下にあった満州に於て生活し、敵地における敗戦国民の惨めさと悲哀を十二分に体験した。イデオロギーや宗教や道徳よりも、国家や民族の利害の方が優先し、力だけが正義であるかのような、きびしい国際政治の現実を身を以て経験した。そしてその中から知り得た貴重な経験は、法律も軍事も政治の在り方も、イデオロギーや宗教の違いや国の方針だけでなく、その立場に立つ人の人格や考え方如何によって大変な差が出ることを発見したのである。満州で政権を握っていた頃の日本人の場合も同様であったことを改めて思いうかべて、私の人世観は大きく変り今後の生き方に一つの目標を見出したのである。

 

人、人、人、すべては人の質にある。

 

すべてのものが、「人」によって行われるとすれば、真の平和の達成は慈悲心と勇気と正義感の強い人間を一人でも多く作る以外にはないと気づき、万一生きて帰国出来たら、私学校でも開いて志のある青少年を集め、これに道を説いて正義感を引き出し、勇気と自信と行動力を養わせて、祖国復興に役立つ人間を育成しようと決心するに至ったのである。

 

少林寺拳法教範「少林寺建立の目的と金剛禅の成立」より引用。