2009-01-01から1年間の記事一覧
券の三訓と言えば「守」「破」「離」。 拳の三要と言えば「技」「術」「略」 じゃあ拳の三徳と言えば? これ意外と答えられない人多いんだよな。 答えは 「護身練胆」「精神修養」「健康増進」。 それはさておき。 乱捕りと法形がつながらない。ほとんどの拳…
新しい少林寺拳法の論集を読んだ。 優秀論文がいくつか掲載されていたわけだが、その中の一つが少し気になるテーマを扱っていた。 マーケティングの観点から今後の少林寺拳法が進むべき道を提案していた。 俺なりにまとめると 少子高齢化が進む中で、少林寺…
本部から通達が来たそうな。 巻小手からの固めは後天秤固か裏固がこれから指定になるんだとか。 これは分かる。確かに前天秤固じゃ不十分やからな。「解体新書」でも新井先生がやってたし。 でも 下受蹴と下受順蹴の時、攻者はこれから一字構が指定になるら…
今日の夕方、繁華街を歩いていると、赤信号を堂々と渡っていた若者に、バスの運転手が睨み付けたか、文句を言ったらしく、いざこざとなった。 バスを運転していたサングラスのオジサンも気が強いらしく、わざわざバスの乗降口を開けて口論している。 調子に…
法形は、剛法なら表裏左右四形、柔法なら左右二形となる。 当然、左右どちらも均等に練習し、卒なくこなすことが望ましい。 この前の練習では先生に中心を使えと指摘された。 俺は右利きなので、逆小手でも右手を持たれてから練習することが多かった。捌手と…
今までいろんな先生に師事してきたけれど、やっぱり今でも一番心に残っているのはAさんだ。 Aさんは、俺よりちょうど10歳年上の人だった。「先生」というよりもむしろ「兄貴」といったような存在。Aさんの廻りはとても明るくなるし、元気をもらえた。 高…
実は、ケコーンを前提に付き合っている彼女がいる。 しかし、少林寺拳法とは縁もゆかりも無い。 当然、結婚後は俺が少林寺拳法のために土日を潰したいと言っても理解不能。 「道場なんか60歳超えて定年後にやったらええやん」 とも言われた。いや、それじゃ意味…
先日、他地区の武専に参加した時、腰挫を練習していたのだが、その流れで振捨表投の練習になった。 担当教官ではなかったものの、近くにいたある先生が俺好みの技をかけてくれたので、その感覚を基に俺もやってみたところ上手くいった。 攻者の一本背投に対…
昔、なんかの野球漫画の主人公が野球を辞めると決断したとき、 ヒロインが 「あんたから野球を取ったら・・・バカしか残らないじゃないの!」 と泣いて野球を辞めることを止めた場面があった。 あれ、なんて漫画だったっけ?重い打線・・・。いや思い出せん…
今年度から武専の授業にバリューアップなるものができた。 少林寺拳法の知的財産を守るために「あれやっちゃだめ、こう書いちゃダメ」ってことを勉強する時間だ。 ・・・ 聞けば聞くほど、なんか白ける。 組織である以上、ルールがあるのは分かる。 だけど、…
昨日の夜、キックの人とスパーしてたら相手の蹴りがアバラに入って倒れた。 これはヤヴァイ(-_-メ) ヒビ入ったかもしれん。 最近支部で天地拳第二系の相対をしている時に、相手の拳士の顔に当ててしまってアザを作ってしまったりしていたので(もちろんワザ…
ダーマってなんだ?教範には「宇宙の真理」とある。 抽象的な言葉でしかわからなかったこの言葉を 学生時代の先生はこう説明してくれた。 ダーマとは 「時間」「光」「引力」そして「生命」 この4つなんだ、と。 すべての人に対して平等に時間は与えられ、…
先日の武専で、「VALUE-UP勉強会」なるものがあった。 その中で、少林寺拳法は「格闘技団体でもなく、武道でもなく、スポーツでもなく、宗教でもない、絶対唯一無二の存在である」と言った説明があった。 ???? 違和感を感じざるを得なかった。 武道でな…
ある先生が30代前半の時、道院設立志し、本部の講習を受けに行った時のことだ。 講師を務めていた先生に 「開祖の亡霊に惑わされるな」 といった言葉を言われたそうだ。 この言葉を聞いて先生は、 「私はそんな中途半端な気持ちで来たのではない」 と講習中…
少林寺拳法にはいろんな人が入門する。下は幼稚園児から上は80代後半の老人まで。 年齢だけではない。 学生、サラリーマン、自営業者、主婦、会社引退組・・・。 家庭環境も違う。労働形態も違う。となると当然、少林寺拳法に対して求めるものが違う。 武道…
本日、出稽古先にめでたく新入門が入った。 練習の終りに話を聞くと、まだ20代とのこと。俺の出稽古先は、壮年・・・というよりも高齢者が多い。俺などまだまだ若造なのである。 練習後、着替えながら 「なんで、少林寺拳法を習おうと思ったんですか?」 っ…
仕事がクソ忙しい。毎日9時過ぎまで仕事。しかも成果でないし。プレッシャー半端ないし。 練習なんかしている暇ねぇ。 小学6年生で入門して以来、俺はほとんど休眠したことはない。 高校受験と大学受験の時に半年~1年休眠しただけだろうか。 社会人にな…
少林寺拳法にも技法のDVDがあるそうな。 60周年のDVD「解体新書」は俺も持っているが、級拳士の科目を本部職員が模範でやっているDVDは見たことがない。 DVDなぁ・・・ 正直、あんまり出して欲しくない、というのが本音だ。 なぜか? 頭が居着く…
北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを撃った。日本の領空に向けて。 自衛隊がミサイル防衛システムPAC3で迎撃体制を整えていたが、本当に撃ち落とせるのかどうかは正直怪しいけど、俺は頼もしいと思った。ちゃんとニュースを見ていた国民も自衛隊を見直し…
「人は生まれ落ちた時から皆死に向かっておる。故に一分一秒を大切に生きなければならんのぢゃ」 先生の言葉だ。 お釈迦様は人間の苦しみの根源は「生・老・病・死」だと喝破された。 ちなみに俺の仏教の教科書は手塚治虫の「ブッダ」だ。 それはさておき。 …
「鶏口であるも牛後であるなかれ」 開祖法話でもよくでてくる中国のことわざだ。 「大きな組織の末端であるよりも、小さくてもいいから指導者になれ」 そういう意味で使われていたのだと思う。 学生時代、就職活動をしていた時に周りと同じように某東証一部…
開祖法話を読んだり、聞いたりしていると、あれ?って思う事がある。 「男の子がケンカの一つもできないようじゃいかんぞ!」 「ケンカに備えたような人生に何の意味がある?」 どっちを聞いても俺は、なるほど!その通りだ!と思う。 考えてみれば、少林寺…
大学生の時、中学生時代以降初めて組演武の大会に出場した。 そして 己の下手さに愕然とした。 「演武なんかできんでもええわ。やったら出来るし」 その程度に考えていたが、実際やってみると・・・ これができない。難しい。 正直、人に見せれるレベルでは…
先日の審判講習会に参加。 横転より起き上がりの悪い例として、上半身から起き上がっている例がVTRで紹介された。 納得。俺も昔は「手をついて起き上がるな!」と指導されていた。 横転より起き上がりは足の振りで起き上がるのが正しい。 最近は横着して…
大学時代は、「趣味と修行は違う」と教えられた。 趣味とは、好きな時に好きなだけやるもの。 修行とは、疲れていようと、苦しかろうと、決められた時間に決められたことを必ずやるもの。 二つを明確に分けて考えていた。 「俺の少林寺拳法は趣味じゃねぇ。…
強さを求めて一般の道院や大学の部活動に入った若者たちは、ある段階で疑問を持つことが多々あるようだ。 「少林寺拳法では強くなれないのではないか?」 と。 練習は法形中心、大会は演武のみ、乱捕りは科目表に組み込まれているにもかかわらず、あまり行わ…
人事異動の時期だ。転勤する人、、転職する人、昇進・昇格する人、降格する人、そして退職する人・・・いろんな人がいる。 悲しいかな 必ずしも成績優秀な人が昇進・昇格するとは限らない。 俺の会社の課長代理だったMという人が、この春から他部署の課長と…
少林寺拳法の技法は六百数十種あると言われている。 しかし、実際には級拳士の科目がもとになっており、ほとんどがその応用変化であることは疑うべきもない事実だ。 確か昔、科目表に書いてある四段ぐらいまでの技を一つひとつ数えてたら二百ちょいしかなか…
僧階教本をたまたま見てたら、信条第二項の改訂について記述があった。 外国人拳士が増えてきた事が要因であると同時に、開祖法話の「愛民・愛郷の精神とは郷土を愛し、そこに住む人間一人ひとりを愛すること」を引用し 家族・地域から日本へ、中国・アジア…
今の信条に変わったのは、もう10年以上前かな。 「我等は日本人として 祖国日本を愛し日本民族の 福祉を改善せんことを期す」 大学生の時、俺この信条第二項が大好きだったんだ。 練習はいつも19時ぴたりに始まった。 太鼓が鳴る。聖句、誓願、礼拝詞、道訓…