少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「武」とは

「武」という漢字は 「二つの戈(ほこ)を止める」 つまり「争いを止めることが本義である」とよく言われる。 少林寺拳法を始めとするほとんどの武道がこの説明を引用していると思う。 でもホントは違うらしい。 「止」という字は、もともと「(人間の)あし…

技術の継承

柔法で有名なある先生の技を その弟子の先生方でさえ誰も再現できないという。 もしかしたら到達できるのかもしれない。しかし、普通に趣味として少林寺拳法を捉えている人には 絶対に無理だ。 でも俺は思うんだな。 継承できないような難解な技術に意味って…

継続が大事

法形のカタチだけ覚えていても無駄だ。 一つ一つの法形の関係性を見出す事ができなければ、一生少林寺拳法の技法は身に付かないと思う。 少林寺拳法の場合、同じ技を全国で練習しているわけだが、地域や先生の系統によって微妙に考え方が違ってくる。いいと…

支点を定める。

少林寺拳法の技術について、俺は 「梃子の理」と「運動神経の逆用」でほとんど説明することができると考えている。 もちろん、細かいテクニックもあるし、大前提として力を抜くということ、先を取るということがあるのだが。 逆小手も切小手も巻小手も木葉返…

尖閣諸島

中国ともめている。 開祖は 「真の世界平和を達成するためには、まずアジアが安定しなければならない。アジアの安定のためには日中が仲良くしなければならない」 ってなことを言っていたように思う。 しかし、最近の日中関係を見ると、もはや仲良くすること…

昔と今と

武専の修了論文を書くにあたり、テーマに困っている。 「少林寺拳法の教育的可能性」 という画一的なテーマに沿って書けば、それはそれでいいのだろうが、俺自身少年部にそれほど顔を出しているわけでもなく、出稽古先も社会人ばかりの支部だ。 となると ・…