少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

夢を語れるか

実は最近、ある資格の取得を目指して週一で学校に通い始めた。

このままサラリーマン生活を続けていても、どうも道院運営に踏み切ることはできなさそうだ。

ならば

独立しかないよな。しんどいけど。

そのためには今やらなければ手遅れ(既に遅すぎるかもしれないが)。

少林寺の練習のほうもしばらペースダウンを余儀なくされそうだ。





さて、その学校の授業だが

残念ながら全然ついていけない。まっさらの知識ではないものの、大学時代ほぼ勉強しなかったので、さっぱりわからん。

しかもいちびって中上級コースで申し込んでしまったので、ペースが速過ぎる。相当平日の予習・復習が必要だ。

まだ2回しか授業に出ていないが、心が折れそうになる。

でも講師が上手いんだよな。

「あなたたちの資格は、めちゃくちゃ儲かります」
「それだけ価値があるんですよ。あなた方の資格は。●●(資格名)なんて目じゃないですよ」
「これも卒業した生徒の話ですけどねぇ。めちゃくちゃ儲けてますよ。あいつ」

心が折れそうな時に

夢見させるようなこと言いやがんのよ。

受講生の心を引き寄せやがんのよ。


ちくしょう。絶対負けねぇからな。



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あんまり、儲かる儲かると書き過ぎて、例えは悪かったかもしれないが


開祖って夢を見させるのがめちゃくちゃ上手かったんだと思う。

「正直者がばかを見ない世の中を作ろうじゃないか」

「君たちは昭和の桃太郎になれ!」

こんな言葉に全国に飛び立った指導者たちは

言いようもない夢とロマンを感じたのではなかろうか。

そしてそれが少林寺拳法の爆発的な普及につながったことは想像に難くない。



少林寺拳法には夢があった。

技術に夢があったのではない。

開祖の志に夢があった。


そんな志


語れるか?