少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

基本動作に組み込む

2ちゃんねるに引用されていた俺のブログの一部ね。

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598 :名無しさん@一本勝ち:2011/02/13(日) 20:07:01 id:USJr4qHg0
とある拳士のブログで面白い書き込みを見つけた。

>では、実際に乱捕りを行うとする。法形通りの技を出せる人はほとんどいないと思う。
>拳士永遠の課題だろ?
>ある時、総合格闘技をやっている人が
>「自分より力の弱い人と組み手をするときに技を試すんですよ」
>と言っていた。
>俺はそれを聞いた時、あぁ、なるほどなと思った。
>例えば俺が女性と乱捕りをするとする。
>力で圧倒することなんて、簡単だ。よほどの実力者じゃない限り。
>自分より実力が下の人、あるいは力が弱い人と組手をする時に技を試せばいいと思う。
>しかし最近、俺は「はて?」と矛盾に気が付いた。
>技って、自分より強い人と相手をする時のためにあるんじゃなかったの?と。
>よく考えれば、俺の経験上「先」をとるのも「技」を出すのも、自分より実力の高い人が相手では無理だ。
>実力の高い人は、先をとらしてくれないし、技を出さしてくれない。
>技が出せるということは、その時点で相手より強いということなんだな。
>結局、肉弾戦のレベルで弱者が強者を制すには、自分がより強くなるしかないということに
>最近やっと気が付いた。

599 :名無しさん@一本勝ち:2011/02/13(日) 20:15:14 id:USJr4qHg0
>乱捕りと法形がつながらない。ほとんどの拳士はそうやろ?
>法形通りの攻撃なんか来ないからな。そりゃそうだ。
>相手の何をしてくるか分からない攻撃に対して法形通り反応できたら天才、恐るべき動態視力。神の子。
>俺のような凡才には無理なわけだ。
>そこでだ。
>俺が考えているのは、
>「じゃあ、どうすれば相手の攻撃を『予測』し『先』をとることができるか?」だ。
>罠を仕掛けるわけだ。法形通り、或いはそれに近い攻撃を仕掛けさせるための罠を。
>その罠が俺の考える「術」なわけよ。戦術だな。
>法形とは「技」なんですよ。技を生かすためには「術」が必要なんですよ。
>「術」のことまで考えて練習してる拳士ってほとんどおらんやろ?
>一時、本部でも戦術組成とかやってたみたいやけど、最近はとんと聞かないな。
>でも他武道・格闘技の人たちはめちゃくちゃ研究してるぜ。この「術」を
>剣道、空手、ボクシング、キックボクシング・・・
>チェスや詰将棋のように。
>一瞬の判断が求められる激しい攻防の中で
>知的ゲームが繰り広げられてるのよ。何手先までも読んでるわけよ。
>剣道は竹刀一振り。ボクシングは腕2本。
>攻撃する部位や、使用する武器が少なくなるほど
>「術」が必要になる傾向が強いように思う。
少林寺拳士に足りないのはこの「術」の研究じゃないかな。

これらのことって余所では「常識」です。
だから入門したらこういう「常識」を持った指導者やトレーナーのもとで受動的にカリキュラムにしたがって
稽古できるんですよ。余所では。


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ここまでが引用されていたところね。

この人は「余所では常識」と書いている。

実は先日知人の紹介で、あるプロのキックボクサーのセミナーに参加する機会を得た。


なるほど。すでに基本動作の中に相手を惑わすフェイントを組み込んでいる。

学ばしてもらった。

だけど

少林寺拳法にもあるんだぜ?

例えば俺が習ったのは、良く批判される

「前千鳥で出て、体を一旦正面に向けて順突き」

の動作だ。

これには逆突きを突くか順突きを突くか惑わす意味がある(もっと突き詰めれば柔法にも必要な動きなのだが)。

でもその意味を指導者自身が指導できないから

「無駄な動き」とか「テレフォンパンチ」とか言われるんだよな。


ちなみに差し込み足も順蹴りか逆蹴りか惑わす意味がある。

このほかにもな



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なんかあったかな?(笑)