少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

新しい仕事を軌道にのせるため、ここ数カ月は少林寺拳法から完全に離れている。
 
決して順調とは言い難く、不安がないわけではない。しかし、新しく多くの人たちと出会う機会に恵まれ、希望をもって日々を過ごしている。
 
当身の五要素、八方目、先の先、対の先、後の先、気の先、技・術・略、守・破・離-。
少林寺拳法で学んだ全てのことはビジネスにも通じるものであり、体中の神経を研ぎ澄まして頭を回転させる。道場の外で生かしてこそ、少林寺拳法は価値がある。
 
少林寺拳法は俺の根本とも言えるものだ。
決して忘れてはいない。少林寺拳法の指導者として道院を開設する-。これは俺のゆるぎない目標である。
 
時々思い出す詩の一節がある。
 
「初心消えかかるのを
 暮しのせいにはするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった」
 
詩人の茨木のり子氏の「自分の感受性くらい」という詩の一節だ。
 
思い出すたびに、決意を新たにする。