少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

見抜く目

脱サラして個人事業主となり、税務署に開業届を出して3週間がたった。
 
売上はないが、少しずつ人脈は広がりつつある。
 
サラリーマンと違い、色んな会合に誘われるため、正直言って出費が痛い。
同時に、「NPO~~会」や地域の若手経営者の会などに加入してほしいとの誘いもある。
 
また同業の先輩の中には、違法ではないが「グレーゾーン」の仕事を積極的に勧めてくる人もいる。
多分その人に悪気はないのだが…。
 
そんな俺を見て、「気をつけておいたほうがいい」と忠告してくれる方もいる。
そして
「まずは疑ってかかれ。今俺が言ったことでさえも」と言ってくれた。
 
個人事業主なので、もう組織は守ってくれない。自己防衛が全てだ。
 
しかし
 
「己こそ己の寄る辺 己をおきて 誰によるべぞ よく整えし己こそ まこと得がたき寄る辺なり」
 
これは、自分以外は全て信じてはならないという意味ではないと、俺は解釈している。
 
信じられる人間と、信じてはいけない人間を「見抜く目」を持て、という意味をも含んでいると思う。