少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

ノムさんこと、元楽天監督の野村克也氏の著書を図書館で借りてきて読んだ。
 
日経新聞の「私の履歴書」を連載していたものをまとめたものだが、やはり勉強になる。
 
その本の後半に次の文章が記載されていた。
 
「投球するときには上半身と下半身の全体を使って投げなければならないが、その中心となっているのが腰である。うまい字を当てたもので、体(月へん)に要(かなめ)と書いて腰になる。腰を軸にして投げることが肝要なのだ」
 
少林寺拳法と一緒だと思った。
 
俺は突きを出すとき、あるいは柔法の運歩のとき
 
いずれのときも腰を「ズイッ」と沈ませながら動くことが肝要だと教わった。
 
単なる腰の回転ではなく、沈みこみながら動くことによって浸透するような力に変わるからだ。
 
もしかすると人によってはこれを「丹田」と呼ぶのかもしれない(丹田の定義については未だ模索中)。
 
とにかく、
 
やはりどんな技芸・スポーツであっても、人間の体の使い方と言うのは
 
突き詰めれば、共通の領域に達するのではないかと
 
また考えた。