少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

太極拳スイング

ちょっと前にテレビでゴルフの宮里藍選手が取り入れている「太極拳スイング」という練習方法を見た。

まるで太極拳のように(イメージ)ゆっくりゆっくりとドライバーのスイングの軌道を描く練習を繰り返し、フォームを確認するのだが、非常に安定していて綺麗だった。

少林寺拳法にも取り入れられる練習方法。

40周年の記念大会で某先生がゆっくりゆっくりと天地拳をして「あれは少林寺拳法ではない」と批判されたということも聞いたことがあるが

要するに天地拳をゆっくりと、体を練るように行う。

腰の回転、胸の開き、体重移動、突き蹴りの位置。

普段の構えは、法形であろうが、演武であろうが、乱捕りであろうが、自然に膝が曲がる程度にしか腰を落とさない主義だが、

この時だけは鍛錬という意味を込めてグッと腰を落とす。

突きだけじゃなく、もちろん蹴りもゆっくりと。

ジワジワと汗をかいてきて、意外に練習になります。

特に普段、演武のスピードばかりに気をとられている拳士にはお勧めです。

速さでごまかしてるだけで、よく見ると無茶苦茶な動きってあるからな。

この前、久しぶりに夜中の公園でやってみた。

きっと怪しい人だと思われたことだろうw