少林寺拳法 修行日記

日常生活 即 少林寺拳法

敷居

中国武術を修行している友人がいる。
いつもの練習場所は公園。
当然、使用料はタダだ。
多少、奇異な目で見られることもあるが、特に何の問題もない。
武器の練習は、ほかの人にとってはちょっと危ないかもしれんけど。
かなり本格的な中国武術にも関わらず、師父に払う教費は月2,000円程度。
交通費にも満たない。
 
俺がたまに顔を出す社会人向けの柔道サークルは、参加料金が一回400円。
驚愕の安さだ。
先生の人柄や敷居の低さもあるが、毎回10人以上確実に集まる。20人を超える時もざらだ。
道着さえあれば自由参加。
 
俺としては、少林寺拳法にもこうなってほしい。
だからこそ、人が集まる。
安いからいい、というわけでは当然ない。
高くてもそれ以上のものを教えてもらえればそれでいいのだ。
そして人を集めるのは、教えを広めるためだ。
 
もっと公共施設を有効活用して親しみやすくして、
もっともっと敷居を低くしないと、
門信徒は減少する一方だろう。