昔と今と
武専の修了論文を書くにあたり、テーマに困っている。
「少林寺拳法の教育的可能性」
という画一的なテーマに沿って書けば、それはそれでいいのだろうが、俺自身少年部にそれほど顔を出しているわけでもなく、出稽古先も社会人ばかりの支部だ。
となると
・技術論
・理想的なリーダー像
・少林寺拳法の教えを実生活に活かしている実例
・仏教を中心とした宗教論
・組織論(少林寺拳法の在り方)
などが自ずと候補になる。
技術論は、以前に書いてみた。いま読み返すと恥ずかしいw
リーダー像。10年近く今の会社に在籍しているが、後輩がみんな辞めてしまい、俺が最年少になってしまった(笑)
宗教論。俺の知識が無さ過ぎる(汗
組織論。一拳士の俺が論じるのは生意気か。
というわけで、先輩拳士に1980年代の「少林寺拳法論集」を2冊借りてきた。
テーマは「鍛えた拳は何処へ行く」としているものが多いが、教えを実生活に活かす実例、リーダー像、少年部の指導方法から技術論まで、最早今さら目新しいものなど書くことなど不可能なのではないかと思うほど、書き尽くされている。
また
「最近の少林寺拳法はレベルが落ちてきた」
「開祖がいなくなってから、組織がバラバラになった」
「技術が本当に護身の場面で使えるのか不安だ」
「最近の拳士は昔と違っておとなしい」
昔も今も変わんねぇな。
ただ、一つ違うところは
実名で堂々と武専の論集に掲載されているところが、俺は気持ちいいなって思った。
少林寺拳法に対する熱い気持ちが溢れている。
ネットじゃ無責任なこと書きたい放題やもんな。
まぁそういう俺も
匿名で書いているわけだがw